「garden展」作家インタビュー、14人目はCGアニメーター&イラストレーターの稲田陽一さん。第1回展示からのメムバーである彼の作品はとても人気があり(特に女子に!)、販売物の売り上げが断トツに高いです。
今回の作品、販売はしていなかったのですが、「売ってないのですか?」という問い合わせをよく受けました。
Q: 今回の「 PIECE OF SPRING」、白背景に赤、黄緑などの限られた暖色でデザインされた花畑&蝶が出てきて、気持ちをぱーっと明るくさせてくれる作品でした。この色味はどういう思いで選んだのですか?始めからハッキリイメージがあったのですか?
A: 展示場所が代官山の中心地だったので、場所柄、グラフィックのインパクトの強い、シンプルアイディアを選んでみました。
前々からフルカラーのパラパラ漫画も作ってみたかったので合わせて挑戦してみました。(アイディア自体は作る前からかなりクリアでした)
実験して気がついたのは、色をパラパラさせると、目の錯覚のせいか、
2−3割ほど退色してしまうみたいですね。曖昧な色だと色が消えて
しまうのでより純色にしたり、キャラの輪郭線を取る等調整した結果、
鮮やかな色合いで落ち着きました。
Q: こちら、手製本でなく印刷所でプリント&製本を頼んだということですが、そうした理由を聞かせて下さい。印刷所に頼んでよかったと思いますか?
自分で製本をする場合、ある程度のノウハウや技術を覚える時間が必要になるので、任せられる部分は専門の方に任せた方が良い結果が出るかなと思いました。もし良い物ができればそのまま書店や雑貨店にも置いてもらえる可能性があるので、はじめから量産の方向を目指しています。ですがパラパラ漫画制作はやはり手間もかかるらしく印刷所に問い合わせてもなかなか快諾はいただけないですね…いくつか技術的、コスト的な課題が残っています。
今回も面倒な作業を丁寧に仕上げて頂いて、担当者にはとても感謝しています。
Q: 「ガーデン」というテーマ自体についてはどう感じましたか?自分の作品に、どう反映させようと思った?
A: 制作しやすいテーマでした。 ただ想像以上に自分と同じアイディアで制作をしている人が多かったので、次回はもう少しアイディアが
重ならないようなアプローチで作ってみたいなと思ってます。
Q: 今回の作品作りで苦労をした点、発見した事、ここは注目して欲しいというポイントがあったら聞かせて下さい。
A: かわいらしいもの、オシャレなものは昔からあこがれとコンプレックスがあるので、自分の気持ちをアゲていくのがすこし大変でした。制作自体は楽しかったです。春のHAPPYな雰囲気や、制作の時の楽しさが少しでも伝わったらいいなと思います!
稲田くん、ありがとうございました。
彼のぱらぱら作品たちの映像を、ウェブサイトの"Animation"の頁で見る事ができます。
こういうサービス精神が、「売れる」秘訣の1つだと思うのです!
このインタビューで、なにやら女性にモテる理由がわかったような気がします!
返信削除そして、自分にはマネできなそうなことも…
ありがとうございます。
このインタビューで、女性にモテる理由がなんとなくわかったような気がします!
返信削除そして、それが自分にはできなそうな事も…
ためになりました、ありがとうございます。
いやいやいやいや毎回一杯一杯やってます。
返信削除つぎもチエをしぼってみます!