vol.3 "garden"展作品&作家紹介、3人目は、イラストレーター&フラッシュアニメーターのこやまけいこさんです。
Q: 今回の作品、「忍びの庭」ですが、忍者ネタはさすがに誰も思いつきませんでしたねー。
どこからこの発送が降ってきたのでしょう?
A: 最初は、全然別のネタを考えていたのですが、実際に描こうとしたらあまりおもしろくなくてやめました。
ふと「忍者は成長の早い植物の上を毎日飛んで訓練する」ということを思い出し
「Garden」というテーマで和風にとらえる人は少ないんじゃないかなということもあって
作り始めました。
Q: 紙はクラフト紙?なぜこの紙を選んだのですか?
A: 忍者ものということで、モノクロ1色に決めたのですが
ざらっぽい色紙を使うことによって
より忍者のストイックさが出るんではないかと思って・・・
というのは建前で、一度クラフト系の紙で作ってみたかったのです。
でも、使った紙にどうも変なクセがあって
印刷の方向が悪かったのかよれてしまったのが残念でした。
Q: ガーデンというテーマについてはどう感じましたか?自分の作品に、どう反映させようと思いましたか?
A: 最初のイメージでは、イングリッシュガーデンのような明るくて華やかな庭を思い浮かべました。
でも、そんなもの私に描けるはずもなく。(笑)
庭で飼っている動物とか地面の中とかからアプローチしようかと最初に考えたネタもそのへんでした。
Q: 今回の作品作りで苦労をした点、発見した事、ここは注目して欲しいというポイントがあったら聞かせて下さい。
A: ギリギリに思いついてギリギリに作業したせいか
オチのつけかたが甘いと反省しました。
もっと見る側の予想の斜めを行くような展開を練るべきだったと
後になってからいろいろアイデアが出てきて困りました。
あと技術的な問題では、やっぱり裁断機は欲しかったです。(笑)
見る側を楽しませる、意表をつく、といったことを意識して、次の作品に活かしたいです。
こやまさん、ありがとうございました!
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