ニュージーランドに続き、日本でも大きい地震が起こってしまいましたね! 地域によってはとても大変だとお察しします。
皆さまのご無事、心の平安をお祈り致します。
さて、そんな時分の更新でなんですが、作家インタビューをアップいたします。17人目は、編みメーション(商標登録済!)作家のやたみほさん。第1回からのメムバーです。
Q: 今回の「Sweet LOVE in the garden」、サナギから変化するちょうちょとイチゴの編みぱら(編み物で出来たぱらぱら!)、2冊から出来てます。2冊組みだというのが、もう1冊のプリントアウトされた紙のぱらぱらで分かるという…(つまり、3冊セットか!)。3冊目の紙のぱらではちょうちょとイチゴがかわいくコミュニケーションしています。さて、なぜこの3冊組の形にしたのでしょうか?1冊に展開する形でなく…。
A:「garden」というテーマを聞いた時、「家の庭にあったら嬉しいものは何だろう?」と考えたらイチゴが思い浮かんだんです。
ちょうど家族でイチゴ狩りに行った時で、家でもお腹いっぱいイチゴが食べられたらいいなという安直な考えで…。
最初はイチゴの編みぱら1つのつもりだったのですが、出来上がったら1つではなんだか寂しくて。時間もあったのでちょうちょうを作りました。
でも、2つとも前作に増してめくりにくい!!ということで、分かりやすいように2つを合体させたぱらぱらマンガを作ったという訳です。
Q: アニメーションを描く人にとっての画材が、つまり「編みぱら」作家にとっては毛糸ということですが、今回お使いの毛糸についてちょっと詳しく聞かせて頂いてよろしいですか?素材とか、サイズとか…。沢山ある毛糸の中でこちらを選んだいきさつをお聞きしたいです。
A: イチゴを作ろうと思った理由はもう1つあって、家に赤い毛糸がたくさんあったからです。以前、近所の方から大きなダンボールいっぱいに毛糸を頂いて、その中に綺麗な赤い毛糸も入っていました。
頂いた毛糸や、仕事用に買って余った毛糸は自主制作作品で使うようにしています。ちょうちょうはイチゴと同じ位の太さを選んで作りました。
Q: 「ガーデン」というテーマ自体についてはどう感じましたか?自分の作品に、どう反映させようと思った?
A: 庭めぐりは好きなので、どんな編みぱらにしようか考える時がとても楽しかったです。色んな庭の風景も考えましたが、前作のケーキのように立体的で可愛い物ができればと思って作りました。
Q: 今回の作品作りで苦労をした点、発見した事、ここは注目して欲しいというポイントがあったら聞かせて下さい。
A: 注目して頂きたいのは、芯の厚紙です。薄めでもめくる時に弾力があって折れ曲がりにくい物というので、紙のバインダーを使っています。
100円ショップで2つ穴のバインダーを買い、絵に合わせて切ったものを編み絵と布で挟んで周囲をかがって1枚が出来上がります
3回目とあって、編んだものを本の形に作る作業には慣れましたが、厚さの関係で12枚が限界のため、12枚で1つのストーリーを作るのに苦労しました。見た目だけでなく、内容もインパクトがあるものにしたいのですが、なかなかうまくいかなくて…。ぱらぱらマンガ喫茶展、回を重ねるごとにもっともっと良い作品、人の心を動かせる作品にしていきたい、それが今後の課題です。
やたみほさん、ありがとうございました。
なお、初夏あたりに、やたさん監修で次回の「ぱら喫展」を行う予定でおります。
詳細は決まり次第アップします。どうぞ楽しみにお待ち下さい!
インタビューの掲載どうもありがとう!
返信削除第四回ぱらマン展もよろしくお願いします。