vol.3"garden"展の展示作品と作家Q&A、
第1回だけ旧ブログのに載せておくのは何となく収まりが良くないので、
ブログと一緒に引っ越しさせる事にしました。
「花 Flower」の濱保さんです。
(写真は販売用に印刷&増刷したもの。
会場ではオリジナル原画バージョンを展示していました)
Q:今回の作品、とても春らしいと思います。
女性(ですよね?)が出てきますが、これは濱保さん自身?
それ とも、より抽象的な、気持ちが形になったようなもの?
A:「花」に出てくる女性は、モデルはいませんが、はるか昔幼稚園のころ、ぐるぐるまわるとふんわり広がるフレアスカートのことを「おはなのスカート」と言ってて大好きでした。
「きょうはおはなのスカートだからぐるぐまわろう!」と言って、ともだちとぐるぐるぐるぐるまわって遊んだ記憶があります。
そんな体験がイメージの底にあるかもしれません。
花の種類はちがいますが、朝顔なんてみるとすてきなスカートだなあと思ってしまいます。
Q: ガーデンっていうテーマについてどう感じましたか?
自分の作品にどう反映させようと思いましたか?
A: 庭と聞いて、いろんなイメージをならべて(「蜘蛛」とか「仙人の庭」とか「おやゆび姫」とか)そのなかで、かねてからやってみたかったけど、後回しにしていた「花」のイメージを今回作品にしあげました。
もっと作りたかったけど、1作品しかできませんでした。
テーマがあると、限られてくるというより、イメージが広がって楽しいです。
Q: 今回の作品作りで苦労をした点、発見した事、ここは注目して欲しい!というポイントがあったら聞かせて下さい。
A: 画より動きのほうが先に決めていたので、仕上げの画づくりに時間がかかりました。
いつもはPCで色を塗りますが、ぬくもりのある表現にしたかったので、紙に描くことにしました。
最初女の子には顔がありましたが、結局なくしてしまいました。どんどんシンプルになっていきました。
紙をかえたり、筆をかえたりして、試行錯誤の上、結局ワトソン紙に色鉛筆3本で仕上げることにしました。
濱保さん、お答えありがとう!
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